SpaceBlast、日本発「宇宙版AIクラウド」実現へ——「軌道上データセンター構築技術」開発を本格始動

SpaceBlast、日本発「宇宙版AIクラウド」実現へ——「軌道上データセンター構築技術」開発を本格始動

JAXA宇宙戦略基金の採択を受け、6月16日(火)にキックオフミーティングを開催

 

宇宙領域およびデジタル領域における技術開発・コンサルティング・新事業創出サポート・メディア事業を展開する株式会社SpaceBlast(東京都千代田区、代表取締役CEO:堀口真吾)は、このたびJAXA宇宙戦略基金「軌道上データセンター構築技術」の実施機関として採択されたことを受け、2026年6月16日(火)にキックオフミーティングを開催したことをお知らせします。

 

当日は、中須賀真一プログラムオフィサー(PO)をはじめとするPO/PO補佐による開会挨拶、および研究代表者を務める当社最高技術責任者(CTO)坂本佳史による研究代表者挨拶の後、代表機関・連携機関・JAXA技術開発マネジメント体制の紹介が行われました。その後、技術開発計画の概要・進捗報告や意見交換、高信頼性コンピューティングシステムのシミュレーションデモなどが行われ、オンライン参加を含めた社内外の関係者約35名により非常に活発な議論が交わされました。

 

当社では今後も、「軌道上データセンター構築技術」開発を通じ、効率よく迅速に、宇宙データを活用できる環境を作り上げ、すべての産業領域のユーザーに革新をもたらす「宇宙版AIクラウド」の構築に努めてまいります。

 


永井大樹PO補佐・東北大学教授(左)から盾を受け取る当社CEOの堀口真吾(右)

 

概要(JAXA宇宙戦略基金ホームページ 「技術開発課題の概要」公表資料より)

 

技術開発テーマ名 軌道上データセンター構築技術
実施機関名(代表機関) 株式会社SpaceBlast
研究代表者名 坂本 佳史
技術開発課題名称 高信頼性エッジコンピューティングによる軌道上データセンターの構築
技術開発課題概要 Post-ISSでのNASAのCLDプログラム推進など今後、地球低軌道を利用したサービスが増大することで、宇宙ステーションを含めた軌道上で生成されるデータは爆発的に増加することが予想される。

一方で、宇宙では電力・熱・宇宙線・重量や体積などに多くの制約条件が存在するため、高度な計算力を持つ最先端のコンピューターをオンボードすることは、厳しい安全要求を満たすための開発・検証にかかるコストや保守性といった点から容易ではない。

そこで本研究では、信頼性を担保するアーキテクチャー(異常検出、障害分析、自動復帰)によりRad-Hard(耐放射線)ではない民生品を宇宙で利用可能とすることで高性能・高効率(省電力)なコンピューターを開発、宇宙ステーションや人工衛星などの既存アセットを活用した分散型の“高信頼性”軌道上データセンターの構築、そして軌道上へコンピューティング・リソースを提供する事業化を目指す。

参考URL https://fund.jaxa.jp/content/uploads/kekka2_12.pdf

 

開発体制

代表機関:株式会社SpaceBlast

連携機関(順不同):株式会社DigitalBlast / 国立大学法人東京科学大学/ 株式会社テックラボ / 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)/ モルゲンロット株式会社

 

 

参考

当社プレスリリース「SpaceBlastがJAXA宇宙戦略基金「軌道上データセンター構築技術」の実施機関に採択されました」(2026年1月26日):

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000155075.html